前回、前々回とお話している災害用備蓄品目リストの続きをお話していきます。
今回は災害用備蓄品セットの管理、収納や保管場所についてお話します。
備蓄品はリュックにまとめて収納し、玄関の一角に置いておきましょう。
リュックの中にどんなものが入っているか備蓄品リストを作っておくと、管理がしやすく便利です。
備蓄品を家族分用意して収納するには、ある程度のスペースが必要です。
取り出しやすく、邪魔にならないスペースを確保できると良いです。
災害用備蓄品を一度用意すると、安心して放置しがちになります。
いざというときに「賞味期限が切れていた!」ということを防ぐために、1年に1回は内容をチェックしておきましょう。
水のペットボトルにも賞味期限があります。
期限が近付いたものは消費して、買い替えをお忘れなく!
災害用備蓄品の管理には、「ローリングストック法」を取り入れるのもおすすめです。
ローリングストック法とは、水や食料を回転させて備蓄すること。
「備蓄品=ずっととっておくもの」と考えずに、普段から食料を少し多めに買っておき、消費し終わる前にまた買い足します。
この方法なら、賞味期限が長い備蓄品をわざわざ揃えなくても、災害対策が手軽にできますよ。
「備蓄品の重要性はわかったけれど、災害用備蓄品を1つ1つ買うのは大変・・・」という方には、備蓄品セットを通販で買うのがおすすめです!
通販で備蓄品セットを探すと、女性用や男性用、ファミリー用などさまざまな種類があり、値段は1万~2万円強で購入できます。
これらをメインで買っておいて、足りないものを買い足すとよいでしょう。
備蓄品セットは水も入っていて重いので、通販で買うと自宅に届くので便利です。
また災害時の帰宅困難に備えて、備蓄品を用意する企業も増えているようです。
会社から家までが遠く、帰宅困難者になる可能性のある方は、備蓄品が会社のどこに保管されているか確認しておくとよいでしょう。
備蓄品セットはできれば家族の人数分に分けて準備しておきましょう。
1つにまとめておくとわかりやすいですが、家族全員分を1つの袋に入れると重すぎて、避難に支障をきたしてしまいます。
男性で15キロ、女性で10キロほどの重さを目安に、出来る限りコンパクトにして収納しましょう。
収納は両手が使えるリュックタイプが便利です。
まとめ
いざというときに命綱となる備蓄品。
災害を経験するまで備蓄品を用意しない方も多いですが、実際に災害が起きると必要なものが手に入らず、困ることは目に見えています。
必要な物資が手に入らなくても最低3日間は家族が過ごせるよう、備蓄品を用意して備えましょう。