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災害用備蓄品目リスト②

カテゴリ:不動産コラム
前回、災害用備蓄品についてお話しました。

今回は備蓄品について掘り下げてお話していきます。




災害用備蓄品セットに入れておきたいおすすめ食料

「保存食といえばカンパン」は、もう昔の話です。
日常生活と変わらないようなおいしい備蓄品の食料もたくさんあります。

災害用備蓄品のおすすめ食料
・アルファ米
・缶詰パン
・野菜ジュース
・おかゆ
・おかず系の缶詰(鯖の味噌煮、野菜など)

最近人気の備蓄品食料は、改良されておいしさが光るアルファ米や缶詰パン。「保存食の味は二の次」というイメージを覆す商品がたくさん販売されています。

「尾西のアルファ米」はチキンライスやドライカレー、梅がゆなど14種類の豊富なバリエーションを楽しめます。
他にも「新・食・缶ベーカリー」の缶詰パンは、賞味期限が3年または5年と長いことも魅力です。

飲み物は水だけでなく、野菜ジュースなどがあると手軽に野菜の栄養が摂れて嬉しいですね。タンパク質が補えるおかず系の缶詰も、お好みのものを用意したいところです。

災害時の精神的ストレスを和らげるためにも、「おいしい」と感じる食料品は不可欠です。
くれぐれも味見のしすぎで、備蓄を減らさないように気を付けてくださいね。

備蓄品セットは3日分必要
災害用の備蓄品は、最低でも家族が3日間過ごせる分を用意しましょう。
災害発生から3日間は人命の救急が最優先となるので、支援物資の輸送などはその後になる可能性があります。
この最低3日間は自力で乗り越えなければならないので、用意しておいた備蓄品セットが命綱になります。

東日本大震災では物流の混乱などにより、スーパー等で食料を購入できるようになるまでに、多くの地域で3~4日かかりました。
また、避難所に入るスペースがない場合や、避難所に出向くのが難しい場合には、自宅での避難生活を余儀なくされることもあります。

「備蓄品は3日分必要」と言われても、3日分の量がどれくらいか想像がつかない方も多いのでは?

家族構成に合わせた備蓄品の目安をまとめたので、こちらを参考に用意してみましょう。

家族構成 水の目安 食品の目安
一人暮らし 9リットル 米1キロ、缶詰9個、栄養補助食品3個
二人暮らし 18リットル 米1.5キロ、缶詰18個、栄養補助食品6個
夫婦+子供1人 27リットル 米2キロ、食パン1袋、缶詰27個、栄養補助食品9個
夫婦+子供2人 36リットル 米2.5キロ、食パン2袋、缶詰36個、栄養補助食品12個
夫婦+親(高齢者)1人 27リットル 米1.5キロ、おかゆ9袋、缶詰27個、栄養補助食品9個
夫婦+親(高齢者)2人 36リットル 米1.5キロ、おかゆ18袋、缶詰36個、栄養補助食品12個

子供や高齢者の備蓄品は、基本的には大人1人分を目安に用意します。
乳幼児の場合は粉ミルクや保存用の離乳食を別途準備しましょう。
備蓄品の食料は、保存期間が長く、家族のお好みのもので揃えておくと良いです。

●水・・・1日3リットル×3日分を人数分用意します。
備蓄品として保管しておく水の他に、洗濯やトイレなどの生活用水も必要です。日頃から風呂の水は抜かないで溜めておくと、もしもの時に活用できますよ。

●米・・・2キロ=約27食分です。
カセットコンロも合わせて用意するか、調理不要のレトルトなどを用意しましょう。
子供がいて白米に飽きてしまう場合や高齢者がいる家庭では、おかゆや味付きのアルファ米、缶詰パンなどもあるとおすすめです。
また日持ちしにくい食パンも、後述するローリングストックを活用すれば、いざという時に役立ちますよ。

●缶詰・・・おかず系の缶詰を用意しておきましょう。
調理不要で、タンパク質の確保ができます。

●栄養補助食品・・・避難生活で不足しがちな栄養素を補えます。
またチョコレートやビスケットなどの甘いお菓子は、エネルギーの補給だけでなく、災害時の精神的ストレスを和らげてくれます。


明日は災害用備蓄品の収納方法や保管場所についてお話していきます。


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柳田 直喜

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