前回は決済についてお話しました。
今回は、なぜ決済は平日に行うことが多いのかをお話します。
一般的に決済は平日かつ買主が融資を受ける銀行で行います。決済当日の流れは、決済当日に司法書士による本人確認を行う ➡ 銀行が買主へ融資実行を行う ➡ 買主の口座へお金が振り込まれる ➡ 買主の口座から売主へ振込む
この様な流れになります。
そして、決済はなぜ平日なのかというと、
それは【平日】じゃないと登記が出来ないからです。
所有権移転などの登記関係は、管轄の法務局に提出をしないといけませんが、平日にしか空いていません。
もちろん、銀行が空いていないということもありますが、登記が出来ないことが一番の理由です。
なぜなら土日にお金を支払っても当日中に登記が出来ないからです。
買主としてお金を払ったのに数日の間、所有権移転されずに登記が浮いた状態になるのは不安になってしまうと思います。
そのため決済は平日に行われることが多いんです。