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冬支度 暖房器具の電気代 ~日高市高麗川駅前不動産コラム~

カテゴリ:不動産コラム
皆さん、少しづつ季節が進んでいるのを感じるこの頃ですね。
もう冬支度はお済でしょうか?
今回はこれからの季節に必需品の暖房器具の電気代についてお話します。





①エアコン
8畳用のエアコン(650W)における1時間あたりの電気代は、約17.55円です。

1日15時間エアコンを使ったとすると、約264円。ひと月で約7,920円の電気代がかかります。エアコンの電気代は決して安くありませんが、他の暖房器具と比べるとかなりお得です。

また、エアコンは部屋全体を暖める効果が高い暖房機器のため、リビングのような広い空間を暖めたいときには最適でしょう。



②オイルヒーター
オイルヒーターは、強運転(1500W)だと1時間あたりの電気代が約41円かかります。弱運転(600W)だと約16円です。

弱運転では、エアコンよりも少しだけ電気代を抑えられます。しかし、オイルヒーターに速暖性はありません。「長い時間ずっと同じ出力でつけっぱなし」が基本となるため、オイルヒーターは想像よりも電気代が高くなる傾向にあります。

ただ、空気が乾燥しにくく、やけどの恐れも少ないことから、小さなお子さんやペットのいる家庭にはオススメです。


③電気ストーブ
電気ストーブは、強運転(1000W)だと1時間あたりの電気代が約27円。強運転(500W)だと約14円です。弱運転をすれば、エアコンよりも電気ストーブの方が電気代は安く済みます。

しかし、オイルヒーター同様、エアコンのように自動で出力が切り替わるものではありません。長時間の使用で電気代が高くなる恐れもありますので、注意しましょう。

また、電気ストーブは遠赤外線や赤外線によって周囲を暖める効果もあります。といっても空間全体を暖めるほどの効果は期待できないため、勉強机やお手洗いの足元などに置いて使うのがオススメです。


④電気セラミックファンヒーター
電気セラミックファンヒーターは、強運転(1200W)だと1時間あたりの電気代が約32円。弱運転(600W)だと約16円です。

電気セラミックファンヒーターは温風を出す暖房器具のため、即暖性の高さはエアコン並みといえます。しかし、電気セラミックファンヒーターで暖められるのは機器周辺の空気のみ。空間全体を暖めるには不向きなため、電気セラミックファンヒーターも電気ストーブと同様、足元を中心に暖める使い方がオススメです。

なお、電気セラミックファンヒーターも長く使用すると電気代がかさむため、長時間の使用はオススメできません。


⑤こたつ
こたつは、強運転(600W)でも1時間あたりの電気代が約16円と安めです。しかも、こたつの構造上、一度しっかり暖まると熱が逃げにくい特長を持っています。

こたつの中が暖かくなった後は、弱運転へ切り替えるほか、電源自体をOFFにすることもあるでしょう。こたつを弱運転(100W)にすると、1時間あたりの電気代は約2.7円まで下がります。

エアコンのように部屋全体を暖めることはできませんが、こたつはとてもコスパの良い暖房器具といえるでしょう。


⑥ホットカーペット
ホットカーペットは、3畳用サイズ(750W)だと1時間あたりの電気代が約20円です。

目安の電気代だけを見ると、ホットカーペットは他の暖房器具よりも安く使えると思うかもしれません。しかし、ホットカーペットのサイズが大きくなればなるほど電気代はかさみます。そのため、部屋のサイズに合わせて大きなホットカーペットを敷くと、思わぬ電気代が請求されることにもなりかねないのです。

また、ホットカーペットは敷物である性質上、カーペットの上でゴロゴロして過ごす人も多いのではないでしょうか。ホットカーペットを長く使うとエアコンよりも電気代が高くつきますので、長時間の使用には要注意です。

そう考えると、節電のためにホットカーペットを購入するのは避けた方がよいでしょう。


⑦電気毛布
電気毛布は、180cm×180cmといった大きめのサイズでも消費電力は100W程度。そのため、1時間あたりの電気代も約2.7円とエアコンを大きく下回ります。

もちろん、毛布に触れている部分しか暖まらないため、電気毛布は部屋全体を暖めるには不向きな暖房機器です。しかし、エアコンの設定温度を低めにして電気毛布を併用すれば、快適ながら節電もできます。

エアコンと併用するためにホットカーペットの購入を検討しているなら、ホットカーペットではなく電気毛布を購入してみてはいかがでしょうか。


今回は7種類の暖房器具について電気代を比較してみましたのでよければ参考にして下さい。

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柳田 直喜

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