昨日、落雷により日高市内にある変電所が火事になり約12.5万軒が停電となりました。昨夜のように突然停電になると急に部屋が真っ暗になってしまい慌ててしまいますよね。
今回は停電になったらまずやることをお話していきます。
① 停電した場合、まずは電気製品の電源プラグを確認
東京電力は、停電が解消された時の火災や事故を防止するためにコンセントから電気製品の電源プラグを抜くことをアナウンスしています。
アイロン、ドライヤー、ヒーター、ストーブ、こたつなどの電熱器具・装置の電源を切り、コンセントから電源プラグを抜く。
ハンドミキサー、電気ドリル、電動ノコギリなどの回転器具・装置の電源を切り、コンセントから電源プラグを抜く。
停電中に出かける際には、分電盤のブレーカーを切ってから外出するとより安全です(停電解消後は、ブレーカーを入れた後に機器のプラグを差し込んでください)。
② パソコンはデータを保存して電源を落とし、コンセントから電源プラグを抜く
停電した時にパソコンを使用していた場合、停電から復旧する時に過大な電圧・電流がかかり、パソコンや周辺機器が故障する可能性があるため、一度作業をやめてコンセントから電源プラグを抜きましょう。
作業していたデータを保存し、パソコンをシャットダウンしてコンセントから電源プラグを抜く。
プリンターや無線LANルーターなどの周辺機器の電源も切り、コンセントから電源プラグを抜く。
③ 復旧まで待つ
コンセントから電源プラグを抜いたら停電から復旧するのを待ちましょう。
また、夏の時期に停電になると熱中症に注意しなくてはいけません。
昨日にように停電復旧に時間がかかっている場合は、窓を開けて風を通しましょう。こまめな水分補給も大切です。
停電中は、冷蔵庫の庫内温度の上昇を抑えるために、ドアの開閉は極力控えます。冷凍庫内の食品が心配な場合は、凍った蓄冷材(保冷材)や、袋に入れた氷を冷凍食品の周囲に配置すると食品の温度上昇を抑えることができます。
また、雷が近くに落ちると、水道管や配水管などの金属から雷の高い電圧が家の中に侵入したり、電線や電話線などから雷が侵入し、家電製品やパソコンの電子回路を壊す恐れも。雷が聞こえたら、早めにコンセントから、パソコンやテレビなどの電気製品の電源プラグを抜きましょう。パソコンに接続しているケーブルも取り外しましょう。ただし、落雷が非常に近い時は危険なので、プラグにも電気製品にも触らないようにしてください。
落雷に備え、普段から洗濯機などはアースをし、パソコンや家電の電源プラグは、雷ガードつきの電源タップにつないでおくとより安全です。