今回は、住宅ローンを組むにあたって自分がブラックリストに載っているか確認する方法についてお話します。
もしブラックリストに掲載されているか確実に把握したいのであれば、個人信用情報機関に請求して、自分の個人信用情報を取得してみましょう。
住宅ローン審査時に銀行が参照している個人信用情報機関は、「CIC」「JICC」「全国銀行協会」です。これらの機関に直接行って取得するか、郵送で受け取るか、またはインターネット上で自分の個人信用情報を見ることができます。
金融機関によって書式が全く違うので、見方もかなり異なりますが、非常に分かりやすい取扱説明書が付録されるので、ご心配なく。
説明書に沿って見ていけば、自分の金融事故(住宅ローンの審査に落ちる要因)を簡単に把握することができます。
もし個人信用情報機関に請求するのが面倒なら、住宅ローン審査を申し込んだ銀行の担当者に聞くのもいいかもしれません。
支店がないネット銀行であれば無理ですが、地方銀行や大手銀行など実店舗をもつ銀行であれば、融資担当者から自分がブラックかどうかヒントをもらえます。
プライバシーがあるので、具体的な発言は避けられますが、こちらが質問で誘導すると、限りなく「答えに近いヒント」をくれるでしょう。
騙されたと思って「もう一度申し込みをしたら審査に通りますかね?」と尋ねてみてください。
もしブラックリストに掲載されているなら「おそらく厳しいと思います…」と応えてくれるはずです。
もしブラックリストに載ってないなら、「もう少し借り入れ金額を少なくしてみては?」「連帯保証人をつけてみましょう」などの具体的な改善策を提案されることでしょう。
次回はブラックリストに載ってしまった後に住宅ローンを組む方法をお話します。