友達や知り合いの犬や猫の赤ちゃんがかわいすぎてもらってしまったり、ペットショップで一目ぼれしてつい購入してしまったり、ついて来る捨て猫を見捨てられなくて拾ってきてしまったりなど、ペット飼育不可物件だからダメだと分かっていても、ペットのかわいさにあらがえず飼ってしまって、それがバレて困ったことになる方も結構いらっしゃいます。
今このコラムを読んでいる方の中にドキッとした方がいるのではないでしょうか?
特に犬をこっそり飼ってしまった方は、まず100%バレることを覚悟してください。
埼玉開発を含め管理会社がそれを知るのは近隣にお住いの方からの通報です。犬の鳴き声がする、こっそり散歩に連れ出していたのを見た、などと言うお電話がかかって来るのです。防犯カメラに写っていることもあります。
該当の方に「近隣からクレームが来ていますが、犬を飼っていませんか?」とお尋ねするとたいていの方は「友人から短期間預かっただけ」と仰いますが、禁止は禁止。発覚してしまったら別の方に飼っていただくか、退去していただくしか無いのが厳しい現実です。
ペット嫌いな方、アレルギーの方もいらっしゃるので、ペット飼育不可物件はそういう方の事情が当然優先されます。本当に短期の預かりだったとしてもダメ。散歩好きな犬に不自由な思いをさせるのも可哀想ですから、くれぐれもこっそり飼育はしないでくださいね。
こっそり猫を飼っている人は、鳴き声のほか、日向ぼっこしている猫を窓の外から見られて発覚することが多いです。かといって外を眺めたり日向ぼっこ好きな猫を窓に近づけないようにすると、ストレスがたまり、壁紙や建具に悪戯をしてボロボロにするなどで被害が拡大してしまうこともあります。
退去時にルール違反が発覚して多額の原状回復を支払うことになったら、飼い主だってたまったものではありませんよね。
こっそり飼育は入居中に発覚しても、退去時に発覚しても困ったことになるので、実は飼ってしまっているという方は早めの対処をお勧めします。