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賃貸住宅で1番多いトラブルは?

カテゴリ:不動産コラム
賃貸住宅で起こるトラブルいろんなケースがあります。
今回は、不動産屋さん(貸主さんも含め)との良くある トラブル についてお話しようと思います。




ケース① 
今まで住んでいた、賃貸住宅を退去する時このパターンで一番のトラブルと言えばやはり、敷金の返還と退去するお部屋の原状回復です。
このお話を読んでいる皆さまの中にも、過去に「苦い経験」をお持ちの方々がいるのではないでしょうか?

良くあるパターンとしては、敷金を返さない。
もっとひどい場合は、敷金を返さないどころか「敷金では足りない」と請求書まで送りつけて来るようなケースです。

でも、少しおかしいとは思いませんか?
その部屋を借りた時は、その方は不動産業者にとってお客様だったはずではないか?
それなのに、いざ退去の時には完全に、貸主側(所有者側・会社側)の顔をしてある意味「情け容赦ない」態度であったりする。

冷静に見れば、不動産業者にとって「利益の無い」ただ退去してい人...不動産業者側では、貸主さんの利益を守れない無能な業者は、変えてしまう事が出来る。という、無言の力が働いている。
なにしろ、大家さんをいっぱい抱えて(管理業務)いればその業者には、だまっていても「毎月、管理費が管理戸数分 支払われる。」100戸管理していれば1戸当たり、大体3000円~5000円なので100戸×4000円=400000円ほぼ、自動的に入って来る。
アパート、マンションで想像しても実は、管理戸数100なんて 少ない方です。
という実情がありますから、退去する方の味方?をしてくれる不動産業者?考えにくいのがお分かり頂けるでしょう。
しかし、それにしても 対応の酷い業者も多いようです。

私の実体験ですが、退去の知らせをキチンと1か月前に通知してもちろん、お部屋も比較的きれいに使い壊したものなど何もなくましてやそのお部屋に住んだ期間は4年ほど入居の際には、部屋のクロスや畳なども「あまり汚れてないのでそのままお使いください」と言われて入居したのに....

60万円もの交換・補修費の明細が届きました。
私とお客様は、かなり粘り強く交渉しました。
不動産業者は私達のほかに弁護士を交えて、契約書に記載されている部屋のクロス・畳替え・襖紙の交換・清掃などは、借主負担の特約をタテになかなかひきませんでした。
最後は、お客様が「裁判まで覚悟した」ところでやっと、敷金のみ返さない返事が来ました。
 
ひどい話です。
相手業者は「テレビコマーシャルを盛んに流している」賃貸業の大手不動産業者ですよ。では、どうすればいいのか?

基本的に、これは現在の法律から言えば完全に貸主側(不動産業者側)の負けなんです。でも、一般の方々では「何をどうしたらいいかわからない」で、泣き寝入りしてしまいます。

そこで良い方法をお教えいたします。
まず、「宅建指導班」という言葉を覚えてください。
この「宅建指導班」 というのはどこの都道府県にも存在します。
大体、都庁・県庁などにありますので、調べてください。
そして、無茶な請求をしてきた業者に「宅建指導班に相談します」と言いましょう。
大抵の業者は、それだけで手のひらを返したような対応になります。

なぜ、そうなるかといいますと「宅建指導班」は、不動産業界の警察の様な機関で不動産業者の取り締まりをしている期間です。
更に、悪い業者などに「営業停止」などの罰を与える権限をもつ、不動産業の監督官庁なのです。
大きな規模の会社ほど、怖がります。ただ、ごねる為に使おうとしてもこの機関の方々も、素人ではありませんので変な目的で使おうとしても、無理です。
ただ、本当に困った時には 駆け込み寺の働きはしてくれます。

もし、今お困りの方は お試しください。

次回は原状回復について掘り下げてお話をしようと思います。





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柳田 直喜

「住まいで困った事があれば、埼玉開発へ!!」と安心で頼られる存在であり、心地良い豊かな生活を送るため、お客様ひとりひとりの夢と希望を実現していくお手伝いをさせていただきたいです。 また歩く金融機関と言われる程、住宅ローンに強いです。

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