金利上昇で住宅ローンに影響は!?
昨年からの物価上昇によるインフレに続いて、次は金利上昇しました。
大手5行の銀行は2023年1月の住宅ローン金利を日銀による金融緩和策の修正に伴って長期金利が上昇したことを踏まえて代表的な固定期間10年の基準金利を引き上げました。
引き上げ幅は0.10~0.34%。三菱UFJ銀行は3.70%、三井住友銀行は3.79%に引き上げ、いずれも13年10月以来、9年3カ月ぶりの高水準です。3.50%のみずほ銀行は11年11月以来の高さとなっています。
住宅ローン金利が上がるという事は『毎月の住宅ローンの返済額も上がってしまう』と不安になっている方は多いのではないでしょうか。
今はまだ少し安心しても良いかもしれません。
今回の金利上昇に影響があるのは『10年固定金利』と『フラット35』を新たに住宅ローンで組む場合です。
今現在では、固定金利ではなく住宅ローン利用者の7割が選択しているとされる変動金利に関しては、各行とも据え置いています。
なぜ変動金利が据え置いているのかというと、短期金利の動向と連動して日銀の短期金利誘導目標が依然としてマイナス0.1%で維持されているためとみられるからです。
変動金利を利用している7割の人が借りている住宅ローン金利は影響はなく、この先も上がる方向は今すぐにはないと思います。
それなので物価が上がるから金利も上がるということではないので安心して良いかと思います。
今現在の考え方では、日本国内の経済が好景気により国民所得が増えた時に変動金利が上がると思います。