昨年からの続いている新型コロナウイルスのコロナ禍の影響で、テレワークが増えたり、収入が不安定になったり、などライフスタイルがすっかり変わってしまった、という方は多いかと思います。
ライフスタイルが変わってしまうのは人によっていろいろあるとは思いますが、住居はどんな人にも必要不可欠です。
今回はコロナ禍の今、持ち家・賃貸どちらが良いのかを数回に分けてお話していきます。
第一回目の今回は「持ち家のメリット」についてお話します。。
メリット① 「リフォームなど自由にできる」
持ち家は、リフォームやリノベーションなど自由にできます。
※マンション場合はマンションの規約や事情によっては出来ない場合もあります。
賃貸の場合は、壁紙に画びょうの穴を開けるだけでもアウトです。最近、DIYが流行っていますが、壁や床を傷つけないようにしないと、退去する時に修繕費を請求されることがあります。
DIYが趣味の方やオリジナルの家つくりにこだわりがある方は賃貸向きではありません。持ち家で自分好みの家を作り出す方がストレスなく楽しめます。
メリット② 「自分の家としての資産になる」
マイホームを購入すれば、その家は資産になります。借り物ではなく「自分の家」です。
売却しない限りは資産として残るので、将来的に必要がなくなったら売却をしたり、賃貸として貸し出してもよいと思います。またお子様への資産として残してあげることのできます。
売るも残すも自分次第です。老後に売却して小さめのマンションに住み替えるのもよいかもしれません。老後も「自分の家」があるというのは大きなメリットだと思います。
メリット③ 「ローン完済後は住居費の負担が減る」
持ち家には固定資産税は毎年かかりますが、持ち家は住宅ローンさえ完済してしまえば住居費を抑えることができます。
固定資産税は、家の経年劣化とともに年々安くなります。土地の固定資産税に関しては、資産価値が上がれば高くなる可能性もありますが、建物は経年劣化により年数が経つごとに固定資産税は安くなっていきます。
一戸建ての場合、新築から10年経過すると建物の価値が半分ほどにまで下がります。そして20年経過すると下げ止まります。最終的には土地の価値だけ残るので、住宅ローンを完済する頃には購入当初よりも安い金額の固定資産税を年に1回支払えば良いのです。あとは毎月の生活費を工面するだけ。
老後の話ばかりになってしまいますが、「家賃を支払う必要がない」「固定資産税を年に1回払えば良いだけ」という安心感は資産として残せる持ち家の強みですね。
次回は「持ち家のデメリット」をお話していきます。