新築の建売住宅にはオプション工事が必須です。なぜ必須かというと「付いていて当たり前なもの」が付いていないからです。
今回はこの「付いていて当たり前のもの」についてお話します。
建売住宅を購入する際に「物件価格以外にも費用がかかる」ということは、ご存知の方も多いと思います。
物件価格以外の費用はおおよそ以下のものになります。
・登記費用
・住宅ローン関係費用
・火災保険費用
・仲介手数料
この費用に関しては大体の金額はわかりますが、オプショ費用に関してはお客様の好みがあるので金額に差があります。
「思ってたよりオプションに費用がかかってしまった」というようにならないように注意しましょう。
それでは本題の「付いていて当たり前のもの」のオプションについてお話します。
①網戸
標準で付いている物件もあります。
しかし、事実ベースで8割程の物件には付いていません。
標準で付けてくれてたらいいのにと思うのですが、付いていないのが事実です。
※費用:おおよそ10万~15万円程度
②カーテンレール
網戸と違いほぼ付いていません。
お洒落なカーテンレールやロールスクリーンにしたい方にとっては邪魔なものになってしまうため付いていないのが一般的です。
費用:4万~6万円程度(窓数によります)
③TVアンテナ
現在ではケーブルテレビや光回線など、様々なTV視聴の方法がございますが、なんだかんだTVアンテナが主流です。
費用:5万~7万円程度
④照明
間接照明はほぼ付いていますが、基本的には居室の照明は付いておりません。
中にはトイレやキッチン、玄関や廊下の照明も付いていないこともあります。
費用:4万~6万円程度
⑤エアコン
全部屋に取り付けるとなると4LDKの家では5台必要になります。
最初から全部屋に設置する必要もないかもしれませんが、ご家族構成によっては必要になることもあるでしょう。
費用:リビング用20万円程度
居室用10万円程度
⑥シャッター(雨戸)
物件にもよりますが1階にシャッターが付いていない物件があります。
防犯や台風などの対策として1階には必ず付けたいですね
費用:1階のみ20万円程度
以上の項目が必須のオプション工事になります。
今回お話をしたオプション費用も住宅ローンに組み込むことが可能なので安心して下さい。