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不動産会社が実際にテレワークをしてみて

カテゴリ:不動産コラム
新型コロナウィルスの危機が始まってから、緊急事態宣言を受けて徐々に街から人が減っています。

特に、3月下旬からは、いつもより3割くらい人が少ないかな?という感じでしたが、緊急事態宣言が出てから数日経過した今日は感覚的には、普段の8割くらいまで人が減ったかなという印象です。

時差勤務を実施したり、交代勤務をしているところもあると聞いていますが、テレワークを導入している企業や不要不急の外出などの影響もどうやらかなり多くあるようです。

埼玉開発では昨日から週にテレワーク等の勤務体制となり、来月まではほとんどテレワークと出勤人数を減らしての交代出勤で働いています。



実際にテレワークをやってみての感想ですが、このような事態になる前は、テレワークの実施など現実的ではないと私も思っていましたが、実際にやってみると、多少の不便などはあるものの、それほど大きな支障もなく業務ができているのでびっくりです。

おそらくテレワーク体制となったサラリーマンも、同じ意見を持つ方は多いのではないかと思います。

そして、何より通勤時間がなくなったことや家族と食事をとったり、食後にゆっくりした時間を過ごしことができるで、生活面の豊かさが大きく改善したのかなと思っています。

今では当たり前になりましたが、クールビズなど当初はサラリーマンが皆懐疑的だった取り組みが世に定着した例もあり、テレワークはやってみると快適なので、図らずも新型コロナウィルスの危機がきっかけではありますが、世に大きく世に広まっていくのでないかと感じています。

まだまだテレワークは東京都心や、大阪、名古屋、福岡などの大都市の一部の動きではあるものの、これから東京圏や大阪圏などの経済圏全域に広がっていくと大きく人の生活様式も変わっていくのではないでしょうか。

テレワークは情報通信業などが多く取り入れられていますが、新型コロナの影響でテレワークが他業種にも取り入れられて勤務体系が今後変わっていくのではないかと思います。

ここ数年は、家は寝るだけの場所なので、ということで比較的都心に近い場所でも家賃が手頃な狭小ワンルームが特に独身の若い世代には人気のようでしたが、テレワークが広がっていくと多少都心から離れても広め部屋を好む若い世代が増えるのではないでしょうか。

また、マンションについてもアクセスのよいタワマンよりも、まだまだ緑がある郊外の一軒家がファミリー層には人気がでてきるのではないでしょうか。

新型コロナウィルスの蔓延という事件は、いろいろな分野で時代の転換的になるできごとであると感じるので、この機会に今後の日本の働き方を妄想してみるのも良いのではないでしょうか。

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柳田 直喜

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