仕事や勉強の最中にお腹がすくとイライラしてしまう。かと言って空腹を避けようと食事をたっぷりとると、食後の眠気に襲われて作業が手につかないなどこのようなことでお悩みではありませんか?
「腹が減っては戦はできぬ」という言葉がある通り、三食きちんと食べることが重要であるのは言うまでもないことですが、満腹による眠気でデスクワークに支障が出るようでは、上手な食べ方ができていないのかもしれません。
実は、空腹感を上手に使って仕事や勉強を効率化する方法です。実は、空腹には仕事や勉強をはかどらせる様々な効果があります。
今回はこの空腹時のメリットについてお話します。
具体的には2つのメリットがあります。
メリット①
記憶力が高まる
空腹のメリットの1つ目は、記憶力が高まるということ。そのカギを握るのは「グレリン」という物質です。
世の中では食欲促進ホルモンとも言われているもので、私たちは胃からグレリンが分泌されることによって空腹感を感じるようになります。
グレリンは、分泌されると新しい脳細胞の成長を促進し、さらに脳細胞を老化から守る働きがあるそうです。
このことは、断食をすると知力が鋭くなるということの裏付けになるのではないかともいわれています。
また、ある実験によると、グレリンを投与されたマウスの脳内ではニューロン結合が増加したとみられ、学習効果、記憶テストの成績が上昇したのだそうです。
このグレリンには、認知能力を高める効果があると言えるのです。
メリット②
「空腹時にはイライラするので、とても集中なんてできない」という方もいらっしゃるかもしれません。
しかし実は、空腹によるイライラは集中力を高めるのに最適なんです。
動物はもともと、飢餓状態になると集中力と緊張感が高まる生き物です。
飢餓状態におかれた動物の脳の中では、「血糖値が下がっている! 獲物を捕まえろ!」という指令が出されます。それによって集中力と緊張感がもたらされるのです。
仕事や勉強にもこのような飢餓状態を導入すると、生産性を伸ばすことができます。
たとえば、空腹時に「この書類を作り終えたら、ご飯を食べよう」と決めてみましょう。書類作成に集中できて仕事の効率がアップしますよ。
メリットについてお話しましたが、実はいつも仕事や勉強をする時に空腹にしていれば効果絶大というわけではありません。
次回は具体的にどうすれば良いのかをお話していきます。