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マンション購入の注意点②

周辺環境が悪化するリスクの少ないマンションを選ぶコツとは?

 





これは、マンションに限ったことではありませんが、「永く快適に住めるかどうか」を判断する最大の決め手は、実は、「周辺の環境」にあると言っても過言ではありません。

 

どんなにいい建物であっても、どんなにいい間取りであっても、周りの環境が悪化してしまったら快適に生活することは出来ません。

 

さらに、「じゃあ、売ろう!」といっても資産価値が下がりますので、思うような値段で売れなかったりします。そこで、、、、

 

用途地域を調べましょう。

 

周辺環境は、現地に行ってチェックすることが第一ですが、それでは現在の状況しかわかりません。


「将来的にこの地域はどう変わっていくのか?」予測することが大事です。


未来予想をするために、目安となるもの。

それが「用途地域」です。

「用途地域」は必ず広告に出ています。

「用途地域」とは、都市計画法という法律によるもので、すごく大雑把に言いますと、

 

「この地域にはこんな大きさの建物を建てたらダメ」

「この地域で、この使いみちの建物はダメ」

というような区分けをしている、ということです。

 

 

区分けは大きく2通りに分けられます。(細かくは12種類ですが)住宅地としての環境を守る「住居系」と、商業地や工業地として整備していく「商業・工業系」です。


一般的に、「住居系」は規制が厳しく、「商業・工業系」は規制がゆるい傾向にあります。

この「用途地域」を調べることによって、その物件の周りが将来的にどう変わっていくのかが、ある程度予測できます。


まず、建物の規模についてですが、例えば「住居系」の中でも「第1種低層住居専用地域」という区分けの地域は、主に低層(2階建てまでとか)の住宅しか建てられないのに対し、「中高層住居専用地域」になりますと、ある程度の高さ(34階建てとか)が許されます。

次に建物の使いみちについてですが、同様に「住居系」の中でも「第1種低層住居専用地域」では、基本的に一切の商業施設は建てられません(一部の店舗併用住宅を除く)。

 

しかし、「準住居地域」ならホテル、カラオケボックス、パチンコ店、小規模の工場などが建てられます。

 

さらに、「商業地域」になりますと、建てられないのは一部の工場だけですから、基本的になんでもアリに近く、隣に風俗店ができる可能性もあります。

 

(条例で禁止されていることが多いですが、ここは原則として)

 

 

だからといぅて、「商業地域」などの規制が緩い地域がダメだと言っているのではありません。

 

商業系の地域なら駅前の好立地だったり、お店がまわりにたくさんありますので、利便性に優れているのですから。

 

要は、購入を検討する際には、必ず「用途地域」を確認して、将来の未来予想図を描いたうえで自分自身で判断するということです。









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柳田 直喜

「住まいで困った事があれば、埼玉開発へ!!」と安心で頼られる存在であり、心地良い豊かな生活を送るため、お客様ひとりひとりの夢と希望を実現していくお手伝いをさせていただきたいです。 また歩く金融機関と言われる程、住宅ローンに強いです。

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