私が好きなエピソードはトラックに轢かれそうなヒヨコを助け、
その後立派に成長したニワトリ、
彼にワニが将来の仕事(?)について相談するところ。
命を救った相手に相談して、的確なアドバイス、
勇気を貰うなんて素敵だと思いませんか?
オリンピックも延期になり、首都閉鎖が叫ばれる昨今、
死を意識すれば、平凡な1日が輝いて見えると「100日後に死ぬワニ」に込められた想いは、今の日本に必要だと思います。
作者のきくちさんは、以前こんな事を仰っています。
「終わりを意識したら、些細なことでもやさしくなったり、考え方がちょっと変わったりすると思っています。
この作品を通して、そんなきっかけを作れればいいなと思いました。SNSは、匿名でひどいことを言う人がたまにいますが、SNSの先には人がいるわけで。仮に自分の友だちに向かってだと考えたら、そんな発言しないのでは? と思う。そういうことを考えられるようなきっかけを作りたかったんです。」
傷つけあうのではなく、助け合う。この気持ちを忘れずに1日1日大切に過ごしていきたいですネ(o^―^o)
あ、今は不要不急の渋谷行きは控えましょうね(;^ω^)