私がもっと早く買っておくべきだと思った物とは「オイルヒーター」です。
オイルヒーターの特徴は、燃料を燃焼するわけではないため、空気が乾燥せず、また汚れにくいこと。
エアコンなどの暖房器具では、喉が乾いたり、換気を忘れて息苦しくなることがたびたびありましたが、オイルヒーターに切り替えてからこうした事態にほとんど遭遇しなくなりました。
オイルヒーターのもうひとつの特徴として、輻射熱によって部屋を暖めるため、底冷えしにくい点が挙げられます。室温が同じ25度でも、夏場に冷房をつけた状態の25度はより暑く、冬場に暖房をつけた状態の25度はより寒く感じるわけですが、オイルヒーターをつけた状態では、これが春や秋のちょうどよい季節の25度に感じられます。なかなか実感として分からない部分でしたが、実際に使ってみて初めて、ああなるほどこういう違いがあるのか、と実感しました。
一方でデメリットがあるとすれば、周囲の空きスペースも含めて一定の場所を占有することです。
またすばやい温度調節ができないことです。とくに外出先から帰宅して早く温まりたいという場合には、残念ながら向きません。生活のサイクルを見越してタイマーでオン・オフするというのがせめてもの対応策と言えるます。運転音がまったくしないというのは、メリットである反面、スイッチを切り忘れそうでたまに怖いと感じることがあるので注意が必要です。
電気代に関しては、これまで高い高いと聞かされてきたこともあり、実際に使った限りではまあこんなものかというイメージです。オイルヒーターを購入してからエアコンなどの暖房器具を完全に使わなくなってしまったので、それらを差し引きして多少増えたかな、という程度である。快適さと相殺すれば十分にお釣りが来ると感じられたので、個人的にはあまり気にしていないというのが正直なところです。
